2016年08月


母→わたし
あ→あらた

母「いらっしゃいませ、こんにちは」
あ「はい」
母「シャンプーコースでよろしいですか」
あ「はい」
母「お湯加減、チカラ加減いかがですか、丁度いいですか」
あ「はい」
母「おかゆいところ、ありますか」
あ「はい」
あるんかい
母「流し足りないところ、ありますか」
あ「はい」
あるんかい
母「全て終了です、500円です」
あ「どうぞ」
母「ありがとうございました、またのご来店お待ちしております」
あ「ばいばい」

という、シャンプー屋さんごっこをリビングで3時間くらいやらされている。
クドイ。

本当のシャンプーは泣く。






追悼イベント 小川信太郎に捧げる「男節〜無くてぞ人は恋しかりける」
無事に終演いたしました。
本当にありがとうございました。


稽古中、皆んなでダラダラ寛いでると、非常ベルがけたたましく鳴るので、信ちゃんが早く始めろと怒ってるんだね、と重い腰を上げたことがありました。
小屋入りの朝、劇場のドアを開けると、舞台のセンターに大きなゴキブリがじっとこちらを見ていました。
信ちゃんかもしれないからということで、フンワリとティッシュで包み外に逃がしました。
場当たり中に信ちゃんの写真を見つめるシーンで、天井から鉄の塊が落ちてきたり、照明機材から火花が散ったり。
水の次は火か!と誰もが思いました。
本番中もブースからよく物音がしました。
思い過ごしかもしれませんが、小川信太郎はきっと近くにいたと思います。

たくさんのお客様にお越しいただき、たくさんのお客様にお線香をあげていただき、たくさんのお客様と思い出話に花を咲かせて…
皆様のおかげで、とても温かい追悼公演となりました。
小川にとっても、私たちにとっても、幸せな時間でした。

「僕が探していたのは、あの人の姿ではなく、あの人がいなくなったことを受け止める僕の覚悟だったと」
劇中にあったこの台詞は、まさに私の心情です。

ルイ・アームストロングの「what a wonderful world」のように、本番中は2回ほど空に虹がかかっていました。

昨日は男節の想いをそのままに、信ちゃんが敬愛していた蜷川幸雄さんの追悼公演に行き、「そちらで小川信太郎という芝居バカに会ったらよろしくお願いします」と一方的に伝えてきました。


皆様のおかげで、私たちも覚悟を決めて、前を向けます。
皆様のおかげで、私たちなりに精一杯お見送りが出来ました。

本当にありがとうございました。

NO ACT NO LIFE!
NO FUNDOSHI NO LIFE!



2016年8月23日
元劇団BOOGIE★WOOGIE
劇団PIS★TOL      上田郁代



いよいよ明日、幕開けします。
小川信太郎に捧げる「男節」
飛び込みのお客様も大歓迎!
お土産たくさんの追悼イベントです。
是非お越しください。

《男節 特典》
お客様へ感謝の気持ちを込めて…
★ご来場のお客様にもれなく★
1ドングリ
小川信太郎ステッカー
★通しチケットご購入のお客様★
サイン入りチョキ
★ふんどし着用でご来場のお客様★
サイン入り〇〇〇〇〇
(カタカナの食べられるもの)


《男節 公演情報》
開場時間につきまして、チケット代金お振込済みのお客様は開演の40分前、一般のお客様は30分前から客席へご案内いたします。
上演時間は1時間を予定しております。
終演後は休憩をはさみ、30分ほどの献杯タイムを予定しておりますので、お時間がございましたら是非ご参加ください。


「男節 〜無くてぞ人は 恋しかりける」
プロモーション映像です。
↓↓↓









5月9日の明け方に信ちゃんの訃報が届き、ボーッとしているうちに告別式が終わり、程なくして追悼イベントが決まりました。

あの日から3ヶ月…

心がえぐられるように辛くて、泣きながら台本を書いた日もありました。
少しでもヒントが欲しくて、信ちゃんのブログを読み漁り、気付いたら夜が明けていたこともありました。
懐かしのメンバーと久々の再会、笑いながら稽古に勤しみ、笑いながらお酒を飲みました。

いよいよ8月19日、お披露目の日がやってきます。

「小川信太郎に捧げる 男節」

有難いことに多くのご予約を頂戴していますが、まだまだお席のご用意がございます。

一人でも多くの方に「小川信太郎」を思い出してもらいたくて、仲間と一緒に頑張っています。
ご来場をお待ちしております!

=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=

追悼イベント 小川信太郎に捧げる
「男節  〜無くてぞ人は 恋しかりける」

演出 心の中の小川信太郎
脚本 上田郁代

出演
ふんどしの男たち
佐藤秀樹
水野淳之
山口篤司
小浜光洋
ペ☆ヤング
仲村大輔
芳賀信彦
加藤晃良
山内克也(19日/20日)
渡辺敬介(21日)

シークレットマフィア
○倉○つき

シークレットボンバー
○手ふき○(21日)


『あの人の人生はどうだっただろう』

岸に打ち寄せてくる波が
水しぶきを上げて散ってゆく
しぶきが泡となり水面に溶けていくように
この世の儚さを見ているのだろうか

『ふんどしの白い結び目ひらひらと
なびく姿が波に消えゆく』

ふんどしの男たちが美しい旋律にのせて届ける
偉人たちの名言と熱い魂と組体操

 

【行う日程】
2016年8月19日(金)〜21日(日)
19日(金)15時 / 19時
20日(土) 14時 / 18時
21日(日) 14時 / 18時
全6ステージ

【行う場所】
日暮里ART CAFE 百舌
(三河島駅より徒歩2分)
東京都荒川区東日暮里6-28-5
サカイリグリーンパーク 地下1階

【チケット】
前売 当日共  3.000円(1ドングリ付)
通しチケット  8.000円(+お気に入りの役者サイン入りチョキ プレゼント)
全席自由席

※ご来場の皆様にもれなく信太郎ステッカーを贈呈
※毎公演上演後に献杯タイムを予定しております
※前売りチケットは事前に代金をお振込頂きます
※前売りチケットのお客様は開演40分前より、一般チケットのお客様は開演30分前よりご入場をご案内致します

★チケットご予約フォーム★
https://ssl.form-mailer.jp/fms/3d628d1d449933


詳しい情報は

劇団PIS★TOL公式サイト
http://pistol.sakuraweb.com/

劇団PIS★TOL公式ツイッター
@noact_nolife

にて随時お知らせいたします






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